1. |
蔓が8m位伸びるので、1株辺り最低30u(最大100u)欲しい。日当たりと排水が良いことが必要。
排水が悪いと根腐れし、梅雨明けにパッタリと枯れることがある。 |
2. |
定植の2週間前に畑全面に1u辺り苦土石灰50gと、ようリン40gを散布し深く耕しておく。
定植1週間前に広い植え穴に1株辺り完熟堆肥4キロと化成肥料50g入れておく。ただし根が肥料に直接触れないようにする。
植え穴の完熟堆肥に過燐酸石灰を40g混和すると、なお良い。 |
3. |
定植は晴天無風の日の午前中に行う。苗を低温と風から守るために、ビニール袋の底を切ったもので囲うと良い。株間は3m以上とする。 |
4. |
1株に蔓が4〜5本伸びたとき、勢いの良いもの2本だけ残し、他は摘み取る。 それ以降は放任する。
蔓が短いうちは風で痛まないように、敷きわらをしたり防風ネットを張ったり、棒を刺して固定する。
蔓からも根が出るので長く伸びたツルは動かさない。 |
5. |
人工授粉をすると実の着きが良い。 早朝に行う。 |
6. |
蔓1本に1個だけ大きくて健康な実を残し、他は摘み取る。
実の直径が30センチ位の頃、蔓や実を傷めないように注意しながら実の下に丈夫な麻袋など透水性のある敷物をする。 ジャンボかぼちゃはその自重で下側がつぶれる。 |
7. |
7月頃からウドンコ病が発生するので梅雨明け前後に農薬を散布する。 |
8. |
実が大きくなり始めたら、2週間おきにツルから少し離して、化成肥料を1u辺り30g施用し土と混ぜる。
かぼちゃは排水の良い土を好むが、乾燥には弱い。10日くらい雨がなかったら水をやる。液肥でも良い。 |
9. |
収穫後、1日に0.1%ずつ重量が減るので、大会の直前に収穫する。家畜のえさで食用には向かない。 |