食 用 菊
2002年
4月
ヒョンなことから、長野県に住んでいる会社時代の大先輩から食用菊を作ってみないかと進められ 浜名湖に遊びに来られるのを機に持ってきて頂けるということでチャレンジしてみることにした。 |
ここで少しネット検索で「食用菊」ついて調べてみたところ、以下のようなことが書かれていました。 |
食用菊は、古くから漢方薬に利用され、解熱作用や頭痛、めまい、頭がほてる等の症状に効果がり、リラックス効果が高く、自律神経を安定させる働きがあるということのようだ。 これは、菊花の香りの成分テルペンが、イライラを取り除いてくれるためだと言われている。 このほかにも、菊の葉をしぼってマッサージすると、あかぎれやしもやけにも効果があるとか、アルカリ性の食品だから毎日食べ続けると、血管内のコレステロールを除去したり、固まった血液を溶かす働きがあるなど高血圧、狭心症、脳動脈硬化の予防にも効果があるといわれている。 また、老人のボケ防止にも良いという話も…。 まさに食用菊は健康にぴったりのヘルシー食品のようだ。 |
食用菊栽培のイロハ (食用菊を持ってきた時に持参頂いた虎の巻 )
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栽培のイロハを参照しながら、出来るだけ忠実にやってみます。 \ (*^-^*)/ ガンバッ! |
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苔でしっかり保水をして頂いてはあったものの、鉢への 植え替えをした時点では写真の通りかなり萎れてしまっ ていた状態で大変心配した。 鉢の底に頂いた時のみず苔を敷き、その植えに種蒔き 用と育苗用で使っている2種類の土を混ぜ合わせて、 株根をしっかり植え付けてから充分に水を掛けておき ました。 |
活きと育ち始め見違えたように青々してきま した。 左側の鉢 : 「金からまつ」、 花の色は黄色 右側の鉢 : 「もってのほか」で、花は紫色 若干、芽の出方が少ないのが気にな りますが・・・。(笑 なにやら、先が本当に楽しみです !! |
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こんなに早く大きくなるとは思ってもおりませんで |
箱を使うことにしました。 行きつけの「芽ぶき屋」で、用土は細菌の 最も少ない「バミーキュライト」が良いとの ことで、これに決定。この他根の活着を良 くするために「オキシベロン」という発根促 進剤を購入しました。 (粉末で、白い部分が塗布した状態です) |
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たやり方が良いのか1日経過した苗床を確認 すると、バミーキュライトはシットリ保水されて いるが、葉が少し元気がないので水揚げを良く するために、下葉を払って対策をした。 保水対策には、菜園用に購入してあったスプリ ング線を利用し写真のように作ってみた。 温室の外でこんな感じで居座わってます。 これでうまく根が出てたら拍手喝采です。! |
すが、一度の給水しただけなのに、長い間保水しているもの なのですね。 最初はチョット心配だったので、3日目位に指 先を差し込み確認してみたのですが、充分湿っていました。 結果的には、バミーキュライトはお薦めだと思います。 4月27日に穂苗を植付け以降、苗株から穂苗が育ってくる のを待って2回ほど追加で穂苗の植付けをしました。 最初の穂苗を植え付けてから、2週間を過ぎたところで確認 してみましたら、しっかりと根が張っていました。 |
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PHについては定かではありませんが、やや酸性 土壌が良いと言われておりましたので、特に何も せず元肥を置いただけで定植しました。 この写真は、昨日撮影したもので、定植から10 日ほど経過しました。 草丈については、12〜 15cmくらいに伸びてきていますので、今日摘芯 をしました。(右写真) 今のところ、極順調にいっているようです。 |
通常の野菜のことなら、おおよそのことは解るのですが 菊などは、全く今までに経験もしたこともまた、知識もな く育っていく過程がさっぱり解りません。 そこでまたまた元株を頂いた大先輩にメールで確認。 このままの状態でOKとのことでした。 もっと成長した段階で、株元から脇芽が吹き出してくる ようで、これは取り除く方が良いとのことでした。 |
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「阿房宮」の方は、最初の根付きも良く、順調に育って きています。 今日気がついたのですが花芽を、あち こちに見かけました。 少し早すぎるような気もします が様子を見ていくことにします。 「もってのほか」の方は同じように育ててきたつもりです が、根付きが遅かったこともあり、やっと草丈が20cm くらいと育成の勢いがやや悪いようです。(向こう側) この先がどのようになっていくのでしょうか? |
はじめましたので、心配で株苗を戴いた長野の先輩に メールを入れたところ、若干早いようですが気候の違い もあるのでは? とのことでひと安心。 この分ですと早いものは20日過ぎには開花でしょうか。 長野に比べると、一月も早く開花とは・・・。 それでも、草丈は大きくなったとはいうものの、50cm位 とやや小振りのような気もしますが、軸は太くしっかりは しています。 |
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左端が17日、中が 21日、右側が25日の順 です。 26日から、泊まりのツー リングに出かけますので 帰ってくると満開になって のでしょう。 (*^-^*)ノ |
いました。 この品種は本場の寒河江では7〜8cm とのことですので、見事「合格」でしょうか。 でも何故かしら1本だけが早めに咲いて いますので、全てが咲き誇るのはチョット 先のことになるのでしょうか。 「もってのほか」は、いまだに蕾は見えて おりません。 |
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実は、この後で蕾を持ったものが少しずつ咲き始めまし |
早速、大きくなった花を摘み取りました。 |
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折角摘み取った菊の花を調理してみました。
と、言いましても初めてのことでかなり手抜きな調理ですが、美味しく頂けました。
こ こをクリックすると調理のサイトにジャンプします。
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それでも、10月に入って小さな蕾が見えてきたと思ったら、ここにきてかなり大きな蕾になりました。 多分この様子ですと月末には花を見せてくれるでしょう。チョット数が少なそうなのが気になりますが・・・。 |
一つだけですが、5日に立派な花が咲きました。 こ こを クリックすると綺麗な花が見れます。 「金からまつ」とは違って、主軸の成長が良くかなり伸びてきて いるのと軸そのものが細く花が大きいために、殆んどが頭を垂れてしまう。 菊の花を摘み取って生で食べてみると、これまた「金からまつ」よりも、口の中に残る甘味の感じが強いように思います。 |
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